福島のママさんたちを中心とする闘いのかいがあって、やっと文科省が「学校内では年間1ミリシーベルト以下目指す」と発表しました。これは、大きな前進だと思います。 しかし、「年間20ミリシーベルト」を前提とする今までの姿勢より…
カテゴリー: 原発事故
年間1ミリシーベルトで、避難計画の再考を
文科省が4月20日に教育現場向けに出したに「放射能を正しく理解するために」なる通達が、いまだに取り消されていません。この通達こそ、子供にまで年間20ミリシーベルトという途方も無い被ばく線量を強要する出発点でした。 非常に…
メルトダウンと再臨界
メルトダウン。世界中が起きていると言い、東電と日本政府だけが起きていないと言ってきました。 しかし、もはや東電も政府もメルトダウンを認めざるを得なくなりました。 そして、その恐ろしい事態が地震発生のその日の内に起きていた…
SPEEDIに情報操作か?
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)は、高性能のコンピュータを使って、原発事故による影響を、地形条件や気象条件を細かく算入した上で予測するシステムです。2010年度だけでも7億8000万円という税…
海からストロンチウム
ちょっと反応が遅れてしまいましたが、5/8、福島第1原発の敷地内や周辺の海からストロンチウム90が検出されたとの発表がありました。当ブログを含む様々なところで、「どうしてストロンチウム90のデータが出ないのか?」という指…
波紋を広げる年間20ミリシーベルト
数日前にこのブログでも取り上げた「学校の校庭利用の放射線量上限を年間20mSv(マイクロシーベルト)とする政府の安全基準」が大きな波紋を広げています。4月20日以前は、一般人の被ばく限度量は一律1mSv/年だったのですか…
どうするのだろう?除染
文科省から来年の3月11日までの累積線量推定マップが公表されました。 これによると、浪江町の一部では235mSv(ミリシーベルト)に達し、原発から50㎞前後も離れた伊達市や福島市、二本松市の一部でも、一般人の人工被ばくの…
年間20ミリシーベルト!?
原発事故は地域社会と地方文化を根底から破壊してしまう。人類は、チェルノブイリでたくさんの命とひきかえに得た重大な教訓を生かすことができませんでした。 文部科学省は、昨4月20日付けで教育現場向けに「放射能を正しく理解する…