日本にある主な原子力施設をGoogleマップ上にプロットしました。 【日本国内の原子力施設一覧地図】 商用の原子力発電所は、すべて網羅してあります。 GoogleEarth で閲覧すると、原発が、いずれも風光明媚な場所に…
カテゴリー: 原発事故
自然放射線を理解する
当ブログに寄せられるコメントを見ていると、自然放射線に対する質問や意見が結構あるので、チャート式で、分かりやすく整理しておきたいと思います。 イラストを見て頂ければ、私たちが地上で受けている自然放射線は、大…
内部被ばくをどう評価するのか(2)
●体内にどれだけの放射性物質があるかは計測できない。 さて、体内に入ってしまった放射性物質の量や、そこから出ている放射線量を計ることはできるのでしょうか?ホールボディカウンターという機器があります。これは、身体全体から出…
内部被ばくをどう評価するのか(1)
東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授。7月27日の衆議院厚労委で、国のあまりに人の命を軽視した被ばく対策へ怒りを爆発させ、一躍有名になってしまいました。この日の発言で大きく取り上げられたのは、除染に関するもの…
外部被ばく線量計算機
被ばく線量の計算について、混乱が続いています。「自然放射線の分はどうするの?」「外部被ばくと内部被ばくって合計できるの?」などなど。 当サイトは、内部被ばくを外部被ばくと一緒くたにして、「シーベルト」で評価することに反対…
舵を切る企業と産業界
今や、反原発に向かおうとするのは、市民だけではありません。多くの企業が、脱原発・反原発へと舵を切っています。 ソフトバンクの孫正義氏が、脱原発を目指す『自然エネルギー財団』を設立したのは、多くの皆さんがご存じの通りです。…
聖地に反旗が翻った日
茨城県東海村と言えば、住民の方からは怒られそうですが、『日本の原子力の聖地』とも言ってもよい場所。東海発電所、東海第二発電所、核燃料サイクル工学研究所を筆頭に、1999年に臨界事故を起こしたJCOを含め、12もの原子力関…
今頃 ストロンチウムだと!
久々に手が震えるような怒りを感じています。 昨9月30日、文科省から『文部科学省による、プルトニウム、ストロンチウムの核種分析の結果について』なる報道発表が行われました。一つ前のブログ『再度、プルトニウムに警戒を』は、こ…
再度、プルトニウムに警戒を
これまでも、アメリカ西海岸を含むたくさんの場所で、福島第1由来とされるプルトニウムが検出されてきました。今回は、やっと、文科省が福島第1の敷地外へのプルトニウムの飛散を認めた形です。 『飯舘村など プルトニウム検出』(N…
原子の一個一個に至るまで
地元の人たちの声や自治体からの要望に押されて、ようやく国が除染に向けて動き出しました。 『年間5ミリシーベルト以上地域、国が除染へ 環境省方針』【朝日新聞9月27日】 私は、今回の事故で漏出・飛散した放射性物質に関して、…
格納容器はボルト&ナットとシリコンゴムで密閉!?
福島第1の事故で、大量を放射性物質を広範囲に撒き散らした水素爆発。そのメカニズムが、少しずつ明らかになってきました。 3.11、地震直後、少なくとも1号炉では、圧力容器周りの配管破損により、燃料被覆菅と水との化学反応でで…
毎時1マイクロシーベルトで安心はできない
福島で、3.11以来初めて、空間線量が1マイクロシーベルト/毎時を切ったようです(文科省測定)。 『放射線量:毎時1マイクロシーベルト切る 福島、震災後初』【毎日新聞9月22日】 台風による風と雨が、表土に付着した放射性…
集団ヒステリーとマインドコントロール
9月19日。原発に反対する6万人という大勢の人たちが、東京・明治公園を埋め尽くしました。私もその一人として参加しましたが、明治公園にあんなに人が集まったのを見たのは初めてです。 集会&パレードの詳細は、他のサイトでたくさ…
民主・自主・公開という大原則
3.11以来続いてきた東電の情報隠蔽。この間の「黒塗りの手順書」の一件で、頂点に達したかの感があります。 『50行中48行黒塗り 東電、国会に原発事故手順書提出』【朝日新聞9月12日】 そもそも、日本の原子力平和利用に関…