玄海原発に注目しよう

現在、定期点検中の九州電力玄海原子力発電所2号炉・3号炉の再稼働問題が、まさに「ホット」な争点になっています。

地震が無ければ、津波がなければ、原発は安全なのでしょうか?今回の福島第1・第2、そして、危機一髪だった女川と東通、2007年の中越沖地震で火災を発生した東電柏崎原発の事故を除けば、地球上に原発が登場して以来の事故は、どれも地震や津波とは無関係なものでした。
これは何を意味しているのでしょうか?原発は地震や津波以外の原因でも、深刻な事故を起こすという当たり前の事実です。最も有名なチェルノブイリの事故にしても、スリーマイルアイランドの事故にしても、引き金は単純な人為的ミスでした。問題は「
人間の単純なミスが取り返しのつかない事態を引き起こしてしまうことにあります。決して、「地震や津波に対して安全だから」という論点で、電力会社や政府と議論してはいけません。「原発は、そもそも人類にとって、そして、地球にとって、危険すぎるもの」なのです。

菅総理大臣は、どうやら「再生可能エネルギー法案」と心中する決意のようです。この法案自体は否定しません。むしろ賛成です。しかし、最後の最後で菅政権が、再生可能エネルギー法案」と、停止中の原発の再稼働をバーターするのではないか… そんな危惧があります。これは危険です。
本来、
再生可能エネルギー法案」と「国内全原発の即時運転停止」がパッケージになっているべきです。こんなことは、誰にだって分かるはずです。

今日、東京は、この夏数回目の真夏日を乗りきりました。電車が止まったり、高層ビルのエアコンやエレベーターが止まることもありませんでした。
少し我慢すれば、大丈夫!一つ一つ原発を止めながら、みんなの力で、この夏を乗りきりましょう!

絶対に譲ってはいけない第一歩、それは、玄海原発2号炉・3号炉の再稼働問題です。

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