福島のママさんたちを中心とする闘いのかいがあって、やっと文科省が「学校内では年間1ミリシーベルト以下目指す」と発表しました。これは、大きな前進だと思います。 しかし、「年間20ミリシーベルト」を前提とする今までの姿勢より…
月: 2011年5月
年間1ミリシーベルトで、避難計画の再考を
文科省が4月20日に教育現場向けに出したに「放射能を正しく理解するために」なる通達が、いまだに取り消されていません。この通達こそ、子供にまで年間20ミリシーベルトという途方も無い被ばく線量を強要する出発点でした。 非常に…
メルトダウンと再臨界
メルトダウン。世界中が起きていると言い、東電と日本政府だけが起きていないと言ってきました。 しかし、もはや東電も政府もメルトダウンを認めざるを得なくなりました。 そして、その恐ろしい事態が地震発生のその日の内に起きていた…
SPEEDIに情報操作か?
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)は、高性能のコンピュータを使って、原発事故による影響を、地形条件や気象条件を細かく算入した上で予測するシステムです。2010年度だけでも7億8000万円という税…
モンゴルの最終処分場
5/9、毎日新聞の一面トップは、「核処分場:モンゴルに建設計画 日米、昨秋から交渉 原発ビジネス拡大狙い」という大スクープでした。 見出しにある「核処分場」とは、高レベル放射性廃棄物の最終処分場のこと。世界的に行き先がな…
海からストロンチウム
ちょっと反応が遅れてしまいましたが、5/8、福島第1原発の敷地内や周辺の海からストロンチウム90が検出されたとの発表がありました。当ブログを含む様々なところで、「どうしてストロンチウム90のデータが出ないのか?」という指…