4度目のスクラム

反対を押し切り再稼働した高浜原発4号機が、2月29日に緊急停止(スクラム)。 スクラムとは、原子炉の暴走を抑えるために、制御棒を一気に全挿入する緊急対応です。 これまでに、日本でスクラムを行ったのは、 ● 1991年2月…

福島第1 甲状腺ガンの実相

5月18日、福島県が事故当時18歳以下だった子どもたちに対する『甲状腺検査』の最新データを発表しました。 44万4,988人の受診者の中で、甲状腺ガンの確定が103人。100万人あたりにすると231人。通常、100万人に…

『高浜原発再稼働差し止め仮処分』の読み方

4月14日、福井地裁(樋口英明裁判長)が、関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働を認めない仮処分決定を出しました。再稼働差し止めです。仮処分とは、新たな司法手続きによってそれが覆されないかぎり、効力が有効だとい…

ホット・パーティクルを知る第一歩

チェルノブイリでは、現在、NPOが主催するツアーが行われています。立ち入り禁止のゾーン(原発から30㎞圏内)に入り、原発の一部も見学します。危険視する意見もあれば、「啓蒙のための観光」として評価する向きあります。ここでは…

火山と原発

言うまでもないことですが、日本列島は地震が多く、火山活動が活発です。どちらも、”世界有数の”と形容することに、誰も反対しないでしょう。 ユーラシアの東端にある日本列島。その下では、プレートと呼ばれ…

小さなチョウが教える原発事故の恐怖

ヤマトシジミ。 日本でもっとも一般的に見られるチョウです。この小さなチョウをめぐる論文が、世界的な科学雑誌・Natureに掲載されるなど、大きな反響を呼んでいます。 論文を発表したのは、琉球大学の大瀧丈二准教授(分子生理…

子どもたちの甲状腺ガンに再度注視を!

福島での甲状腺ガン検査、新しいデータが公開されました。 先に当ブログ『子どもたちの甲状腺ガン』で紹介したデータは、2013年8月23日検査分までの集計でした。今回、11月15日検査分までが出てきました。ちょっと恐ろしい数…

東京と原発

目前に迫った東京都知事選。原発への対応が大きな争点になっています。 なぜ、東京都民が原発のことを論じる必要があるのか? 「福島第1で発電した電気の大半は東京で消費していたから」「東京にも放射性物質が降り注いだから」「いま…

子どもたちの甲状腺ガン:附記

以下に、ヨウ素131と甲状腺ガンに関する短い記事を何本か記載します。 ●ヨウ素131の恐ろしさ 福島の甲状腺ガンは、主にヨウ素131による内部被ばくが原因と考えられています。ヨウ素は人体に不可欠な栄養素の1つで、甲状腺に…

子どもたちの甲状腺ガン

多くの方がご存じ通り、福島で子どもの甲状腺ガンが急増しています。県内で行われている原発事故発生当時18歳以下だった子供に対する甲状腺検査は3年目。今までの医学的常識では考えられない数の患者が確認されているのです。 県が発…

被爆者援護法とフクシマ

日本で年間1ミリシーベルト以上の放射線被ばくを受けた人は、無償で医療や健康診断を受ける権利があります。 「今、福島で年間20ミリシーベルトという高い線量下での暮らしを強制されている人たちがいるのに何言ってんだ!」とお叱り…

汚染水問題に出口はあるのか?(下)

ボルトで接合し、シリコンゴムのパッキンをはさんだだけの組み立て式鉄製タンク。中に入っているのは塩分を含んだ高濃度汚染水。鉄だから錆びます。シリコンゴムは放射線と太陽光線で腐食。 こんな誰にでも予想のつくことが、東電には分…