もっと悪かったかもしれない

アメリカの元原発設計エンジニア、アニー・ガンダーセン氏が重大な発言をしています。

『もっと悪かったかもしれない』

要点は、

  • 非常用ディーゼル発電機を高い場所に移転しても、フクシマ型の事故を防ぐことはできない。なぜなら、それを冷却するためのウォーターポンプは水際に置くしかないから。3.11では、福島第1、福島第2、女川、東海第2の四ヶ所の原発でウォーターポンプが破壊された。ウォーターポンプが動かなければ、ディーゼル発電機が浸水しなくても、止まってしまう。
  • 地震が昼間に起きたのは不幸中の幸いだった。福島第1には1000人の人員がいたから。夜だったら、100人だっただろうし、緊急の出動も不可能だったはずだ。英雄的な1000人がいたから、事故はなんとか今のレベルに収まっている。
  • IAEAは、複数の原子炉で同時に事故が発生するレベル8を想定すべきである。
この映像は必見です。
http://vimeo.com/49092686

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