決戦は金曜日

毎週金曜日に行われている首相官邸前の反原発集会。大飯原発の再稼働問題がキッカケとなって、大きな盛り上がりを見せています。永田町・霞ヶ関付近を万を超えるデモ隊が埋め尽くしたのは、1960年の安保闘争以来です。

6月22日 4万5千人(警視庁調べで1万1千人)
6月29日 15万~18万人(警視庁調べで1万7千人)
7月6日 15万人(警視庁調べで2万1千人)

大飯原発再稼働が強行され、あいにくの雨模様。昨7月6日は、どのくらいの人が集まるのかと、やや心配をしていましたが、杞憂に過ぎませんでした。警視庁発表では、これまでで最大の人数に。
みんな怒っています!そして、みんな元気です!

同行記風にこの日の抗議行動をリポートします。
友人とともに丸ノ内線の国会議事堂前駅に到着したのが18時半頃。改札を出たところで、いきなり機動隊による規制。地上に出ることさえ許されない!駅構内は原発反対の人々であふれかえっていました。ここで10分から15分ほど足止めされ、4番出口(①)からようやく外に出ると、今度は、官邸とはまったく逆方向へ押しやられてしまいます。

さらに、衆院第二別館の横から六本木通りへと坂を下ろされ、内閣府下の交差点(②)へ。ここで抗議行動かと思いきや、機動隊と抗議行動の主催者が、今度は、財務省上交差点(③)方面へ向かえと… 野田内閣に、日本政府に抗議しに来たのに、首相官邸から遠ざけられるばかり。一緒に歩いていた数千人の中に、ある種の焦燥感が漂ったのは事実です。

ようやく抗議の人波の最後尾と思われる財務省上交差点に到着したのが、19時10分頃。ところが、そこには多数の機動隊がいて、最後尾への合流を阻止。道路の横断を阻んだ上に、「後ろへ戻れ」と。
どこに戻れというのか!私たちは首相官邸に向かうのだ!
まったく理不尽な規制に対して、怒りの声が大きく湧き上がりました。そして、10分ほどのにらみ合い。機動隊の指揮系統に「渡らせるか、渡らせないか」で混乱が発生。そこをついて、大人数が雪崩を打って六本木通りを横断。「再稼働反対!」「原発いらない!」コールが雨の夜空にこだまします。
次の瞬間、ついに野田政権、日本政府への怒りが爆発しました。数千人が一気に機動隊の規制を打ち破り、車道へとなだれ込んだのです。数秒のうちに衆院第二別館側の片側3車線が人々で埋まり、次の10数秒で国会議事堂側の車線まで埋め尽くしました。機動隊は手も足も出せません。
ちょっと古い言葉ですが、『解放区』状態。この時の写真は、各メディアが伝えている通りです。

昨夜、機動隊の指揮官は上層部から大目玉を喰ったことでしょう。なにしろ、衆院南門から総理官邸前まで、200メートル以上の6車線を完全に「不法占拠」されてしまったのですから。おそらく来週は、新手の規制を敷いてくるでしょう。しかし、数万の人々が集まった時、機動隊が何かを出来るわけではありません。私たちは、金曜日の夜、官邸前に集まり、抗議の声を上げ続けます。大飯原発が再停止し、すべての原発の廃炉が決定するまで。

そう言えば、DREAMS COME TRUEのヒット曲に「決戦は金曜日」という歌があったなぁ… 突然思い出して、歌詞を検索してみたら、あまりにも、この間の官邸前抗議行動を暗喩しているので、ビックリ。これは天才的だ!詞をまるごとコピペすると著作権法違反になるので、リンクだけ貼っておきます。

『決戦は金曜日』

「強大な力」「ふくれた地下鉄」「戦闘の準備」「退がらない」等々。吉田美和の詞には、今の私たちのためのキーワードが散りばめられています。

そう、決戦は金曜日!怒りを持続し、さらに高め、野田政権・日本政府への抗議の声を上げ続けましょう。

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