2011年8月6日を迎えて

66年前の今日、8月6日。広島に原爆が投下されました。

福島第1の事故が収束しない中、日本中、いや世界中の多くの人たちが思いを新たにこの日を迎えています。

核による、とてつもない被害を受けてから66年…
語弊を恐れずに言うなら、核兵器廃絶を目指す反核勢力の多くも、「原子力の平和利用」という甘言に絡め取られてきた歴史があります。
その事を自己批判しろだの、総括しろだの馬鹿馬鹿しいことを言うつもりはありません。福島第1の事故を経て、「原子力の平和利用」の本当の怖さを知った今、核兵器も原発も廃絶しなくてはいけないという原則的な立場こそが正しいのだということが明確になりました。その事を心に刻みましょう。

「原子力の平和利用」の裏に何があったのか?
核兵器開発との直接的な結びつき…
住民の命と健康をまったく考慮していなかった(考慮しようもなかった)完全対策…
放ったらかしで山積みの使用済み核燃料…
儲かるのは電力会社と政治家だけ…
などなど。

2011年8月6日。この日を期に、「原子力の平和利用」と本気で決別する道に歩み出さなくてはいけないと考えています。

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