この間の毎日新聞のスクープで、闇に包まれていた核燃料サイクルをめぐる原子力村の利権構造の一部が明らかになりました。 『核燃サイクル原案:秘密会議で評価書き換え 再処理を有利』 『核燃サイクル「秘密会議」:まるでムラの寄り…
カテゴリー: 核時代
リフレッシュ・ローテーションの効果
今回は、当サイトの読者の一人、「世田谷の鈴木さん」から寄せられた試算とコメントを紹介してます。 内容は、『「リフレッシュ・ローテーション分校」による、Cs体内残存量の低減効果』というものです。 リフレッシュ・ローテーショ…
放射線とは何か… あえて今、問い直す(1)
分かったようで分からない放射線。3種類の放射線をゴッチャにして論じて、特に、内部被ばくを過小評価しようと動きがあります。これに対抗するために、今一度、放射線とは何なのかを問い直してみようと思います。 実は、放射線と一口に…
原発と機関銃
原発警備の機動隊は短機関銃(サブマシンガン)を装備しているそうです。知らなかった… 「ドイツH&K社のMP5短機関銃」らしい。 誰を何から守ろうとしているのか… こんなものは不要です。
続・奇妙な一致(2)
さて、もう一つの重要なのは、全米にある原発の位置を示す地図です。 これは、アメリカ合衆国原子力規制委員会のホームページからゲットすることができました。 注意しなくてはいけないのは、「アメリカの原子力施設と乳がん患者の相関…
続・奇妙な一致(1)
「奇妙な一致」の続編です。前稿は、日本語のサイトや文献からの孫引きだったせいもあり、一部に不十分な内容がありました。 決定的な間違いは無かったのですが、確かに資料として説得力を欠く部分があったことをお詫びします。 そこで…
原発と夢とお金、そして文明国とは…
昨日(6/17)の毎日新聞にちょっと看過できない論説記事が載りました。 「原発と夢とお金」と題され、福本容子論説委員は、原発が止まった場合の電力料金の上乗せ分の話をメインに、「お金がかかるから、無闇に原発を止めるのはやめ…
イタリアは原発にサヨナラ!
福島第1原発の事故を受けて、ヨーロッパ各国で脱原発への動きが激しいのは、皆様ご存じ通りです。 イタリアでは、チェルノブイリ事故をきっかけに、すべての原発が止められていました。期を見るに敏なベルルスコーニ政権が福島第1の事…
モンゴルの最終処分場
5/9、毎日新聞の一面トップは、「核処分場:モンゴルに建設計画 日米、昨秋から交渉 原発ビジネス拡大狙い」という大スクープでした。 見出しにある「核処分場」とは、高レベル放射性廃棄物の最終処分場のこと。世界的に行き先がな…