実りの秋はどうなるのか…

放射性セシウムに汚染された肉牛の問題がとどまるところを知りません。日本一の地域ブランド=松阪牛が、出荷直前には宮城県産の稲わらで霜降り肉を増やしていたというのもショックでしたが、経済活動が絡んでしまうと、自然界の食物連鎖…

プルトニウム再考

「アメリカ・カリフォルニア州で過去最高値の約43倍のプルトニウム検出」という情報がインターネット上で話題になったのは3月下旬から4月下旬にかけてでした。「プルトニウム カリフォルニア」で検索をかけると今も多くの記事がヒッ…

原発作業員:被ばくでがん 労災10人

毎日新聞が7月26日の朝刊で「原発作業員:被ばくでがん 労災10人」と報じました。 原発作業員の放射線被ばくによるがん発症や労災認定は、その事実を知る人すら少なかったのではないでしょうか。原発を推進する電力会社や国が隠し…

クリス・バズビー氏の論文

7月17日から21日まで、日本各地で講演や記者会見を行ったECRR(欧州放射線リスク委員会)のクリス・バズビー氏。福島第1の200km圏内では、今後10年の間に20万人、今後50年には40万人もの超過ガンが発生するとの予…

原発と機関銃

原発警備の機動隊は短機関銃(サブマシンガン)を装備しているそうです。知らなかった… 「ドイツH&K社のMP5短機関銃」らしい。 誰を何から守ろうとしているのか… こんなものは不要です。

総理の脱原発宣言

やっと日本の総理大臣の口から「脱原発宣言」が出ました! 菅総理は、18時過ぎの緊急記者会見(NHKは同時中継)で、「将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」と言い切りました。NHK7時のニュースのトップかと思った…

肉牛の内部被ばく

どうして暫定基準値の6.8倍もの放射性セシウムに汚染された牛肉が、スクリーニング検査をすり抜けてしまったのだろう?とてもシンプルな疑問ですが、答えにたどり着くために、大分時間を要しました。 結論は、今言われている「放射線…

頑張って!佐賀の皆さん!

佐賀新聞「反原発団体、佐賀県庁で抗議活動 山本太郎氏も参加」。 佐賀の皆さんの頑張りが伝わって来る記事と動画です!本ブログ一押しの山本太郎さんも参加。馳せ参じられない自分に無念…です。 当ブログの「ストレステスト」に対す…

九州電力の醜態

九州電力の「やらせメール」事件は、皆さん、ご存じ通りです。国の住民向け説明番組の際に、九州電力の職員が子会社社員らに原発再開を支持するメールを投稿するように指示していたのです。この「住民向け説明番組」自体も、7人に限定さ…

ストレステストは最初の第一歩

ここ数日、ストレステスト(=耐性試験)の問題が大きく報じられています。 お手本になるのは欧州連合(EU)が6月から実施しているストレステスト。EUは福島第1の事故を受けて、急遽、実行を決定しました。地震や洪水、竜巻、豪雨…

動かすのではなく、止めるのが先

本来あってはならない形で稼働を続けている原発が二つあります。 北海道電力の泊原発3号炉と関西電力の大飯(おおい)原発1号炉。13か月に一度義務付けられている定期点検の最終段階として、泊3号炉は3月7日に、大飯1号炉は3月…

続・奇妙な一致(2)

さて、もう一つの重要なのは、全米にある原発の位置を示す地図です。 これは、アメリカ合衆国原子力規制委員会のホームページからゲットすることができました。 注意しなくてはいけないのは、「アメリカの原子力施設と乳がん患者の相関…

続・奇妙な一致(1)

「奇妙な一致」の続編です。前稿は、日本語のサイトや文献からの孫引きだったせいもあり、一部に不十分な内容がありました。 決定的な間違いは無かったのですが、確かに資料として説得力を欠く部分があったことをお詫びします。 そこで…